金銭感覚が狂い始めた彼 |
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高校の同級生の金銭感覚というか、人生感覚がおかしくなりはじめたのはいつのころだったでしょうか 恐らくは大学入学から先のことと思うのですが、成績優秀でスポーツ万能、性格もよく、憧れに似た感情をもっていただけにその失望も大きかったです 社会人となった彼は派手な生活を好むようになり、あらゆる場面で見栄を張り、華美な生活を送るようになっていました そんな暮らしを支える収入は新入社員である彼に当然あるわけはなく、不足分は借金で補っていたのです 最初は高校時代の友人から、それで賄えなくなると消費者金融から、そして1社の返済期間がくると他社の会社からとそれは絵にかいたような転落の人生です どうやら高校卒業後、彼の周囲には太鼓持ちのようなおだてる者しか存在しておらず、彼はどんどん増長して行ったようです 確かに羽振りの言い者の回りには人も異性も集まるでしょう それを彼は自分の正義だと認識してしまったようです 友人として耳の痛い話をしたときにはすでに時遅く、彼は生活そのもを改めませんでした 彼の正義の尺度からすれば、私は悪だったのかも知れません 債務整理を進めるよう何度も進言し、無料の弁護士相談会を薦めたり、面接予約の日時の世話もしたのですが、危機感を持たない彼はそこに足を運ぶことはありませんでした 結局、自己破産に至った彼は職を失い、友人を失い、家族を失い、すべてを失いました ゼロからのスタートとは言いますが、人はひとりで生きて行けるものではありません たとえ結果が同じであっても、せめて彼に友人への借金を返済しようとする誠意の片鱗でもあれば、債務整理に努めるべく行動を起こしていれば、失うものは最小限に押さえられ、たとえ少なくとも祝福される再スタートを切れたと思います 浪費癖は麻薬と同じです、 強い意志を持って根本解決に当たるためにも、同じことを繰り返さないためにも、何よりも大切なものを失わないためにも債務整理を成功させるべきだと思います |